メルスモン注射液出荷停止のお知らせ
現在当院では更年期障害の治療法として、胎盤エキスの注射薬であるメルスモンの皮下注射を行っています。
2月15日(水)の夕方に、本製品を製造販売するメルスモン製薬(株)より突然に、同製品が出荷停止になり再開までには1年間かかる旨がFAXにて通達されました。
もはや卸業者にも製造元にも在庫はなく、当院の在庫量からはあと1週間程度で使用不可能となります。
胎盤エキス製剤はもう1種類、「ラエンネック注」という製品がありますが、「更年期障害」という保険病名では適応になりません。今後はこのラエンネック注を代替治療とすることも検討しておりますが、自費診療となることと、既にこの製品についても各医療機関による買い占めが行われて品薄で安定供給が困難なことが問題です。 何卒この事態を御理解いただき、我々としては個々の場合に応じて今後の対策を御一緒に検討したいと存じます。