その他(総合診療)
当院は「レディース・クリニック」で、産婦人科診療を中心とした診療を行っていますが、その他の病態に関しても対応可能な範囲でご相談に応じます。
コンドロイチン注射
■ 適応症
急性の関節痛(膝、腰、五十肩)、難聴にも有効なことがあります。
■ 費用
健康保険が適応され3割負担の方で概ね
初診:1,100円
再診:550円
整形外科ではあまり用いられていませんが、非常に有効だという感じを得ています。
ただし、2回程度注射して有効性を感じられなければ、漫然と続けるべきではありません。副作用は殆どありません。
コンドロイチンは今日健康保険が適応となる内服薬がありません。市販薬では入手可能ですが、非常に高価で、しかも効果に関しては?だと思います(あくまでも院長の個人的見解です)。
ビタミンB1誘導体(フルスルチアミン)注射(「にんにく注射」)
血管内に蓄積した乳酸を代謝駆除し、結果的に血行が改善して肩こりも軽減されます。プロ野球選手等、アスリート達が好んで受けている注射です。スポーツの前等、気合いを入れて元気を出したい時にいいでしょう。
■ 適応症
滋養強壮、神経痛、肩こり、冷え、疲労感
■ 費用
880円(税込)/回
健康保険は適応されないので、自費診療です。
注射薬は日本の製薬会社が正規の医薬品として製造販売しています。
点滴療法
点滴療法の目的はアンチエイジングや更年期治療だけではありません。いわゆる「副腎疲労」や「慢性疲労症候群」「線維筋痛症」にも有効な場合があります。
さらにはパーキンソン病やワクチン接種の副作用が疑われる末梢神経障害についてもご相談ください。
漢方療法
漢方薬は万能ではありません。高血圧や悪性腫瘍など西洋薬でしか対応できない疾患も多数あります。しかし逆に漢方薬でしか対応できない病態も多数あり、その範囲は全身に及びます。いわゆる「冷え性」とか「こむら返り」は漢方薬でのみ対応可能です。更年期障害に対する効果は別項をご参照ください。
アレルギー性鼻炎(花粉症)は、実は西洋薬より漢方薬の方が速く効きます。
例えばアレルギー性鼻炎以外でも、耳鼻科領域では扁桃炎や副鼻腔炎、消化器科領域では嘔吐・下痢などの急性期症状や食欲不振、心療内科領域の不安感・イライラや不眠症、整形外科領域の関節痛(五十肩、ひざ関節痛、腰痛)などに対して漢方療法を希望される方はご相談ください。
進行がん(高濃度ビタミンC点滴療法、サルベストロール)
高濃度ビタミンC点滴療法
この治療法はアメリカ、カナダ、日本の大学などで臨床試験が行われている治療法で、既に医学論文で有効性に関する報告が発表されています。
一般的に健康保険の範囲内のビタミンC点滴は1回2グラムです。本治療法ではカンザス大学の治療プログラムに準じて1回50-75gのビタミンCを点滴します。最初は12.5gから始めて徐々に増量します。週に2回の点滴治療が基本であり、症状によって点滴の回数・頻度は変わります。点滴治療をしない日はビタミンCとマルチミネラル・ビタミンの服用を推奨します。また、喫煙習慣をなくし、有機野菜や玄米などの健康的な食事や運動を含めたライフスタイルの改善が必要です。
高濃度ビタミンC点滴療法は手術、抗ガン剤、放射線療法など、既に治療効果が証明されている標準的な治療法の代替医療のひとつであり、それらの標準的治療法よりも優先するものではありません。その効果はガンの種類、進行度、患者様の年齢、体力、免疫力によって異なります。この治療法は依然として実験的な段階であり、ガンの縮小・消失・延命を確約することはできません。
■ このような方におすすめ
・標準的ガン治療と併用する。
・有効なガン治療法が確立されていない。
・これまで受けてきた標準的な治療の効果が減弱して来た。
・副作用など何らかの理由で既存の標準的治療を受けることができない。
・手術待機時期の転移の予防。
点滴の内容と費用はアンチエイジングとしての点滴療法と同様です。
点滴頻度:2回/週
サルベストロール
自然栽培の生野菜から抽出した「サルベストロール」の処方をおこなっています。
これは正常細胞には全く影響せずに、がん細胞だけを退治します。進行がんの治療のみならず、がんの発症や再発予防にも有用です。詳しくは外来診療の場でご相談ください。
その他
男性パートナーのED(勃起障害)に関しても、遠慮なくご相談ください。